
熱気球体験Q&A「上空は寒い?空気うすい?」
更新日:2020年6月13日
上空は暖かいです。空気は少しうすくなります。
熱気球は頭上にバーナーがあることから、フライトの間はほのかに暖かさを感じます。また気球は風の流れに乗って動くため、上空で風を感じることがほとんどありません。(高度を変えると風を感じる瞬間はあります)ですので体感としては「思ったよりも寒くなかった」という声がほとんどです。
一般的に100メートル上空に行くと地表気温に比べて0.6度気温が下がります。
渡良瀬遊水地で熱気球が飛べる最大高度は約1000メートルです。気温は下がっても6度気温が下がった程度の変化になります。

一方「空気のうすさ」は
例えば地上で1013ヘクトパスカルだとすると、上空1000メートルは903ヘクトパスカルになります。
避暑地で有名な軽井沢の標高は940メートルです。ちょっと標高の高い高原に遊びに行ったと想像すればそれほど過酷な環境変化ではないと思います。
気球に乗っていて、高層ビルのエレベーターに乗ったときのように鼓膜の奥に痛みを感じることがあるかもしれません。これは気圧の変化で耳の中の空気が膨らんだり、しぼんだりするために起こります。
その際は慌てず、
●ツバをごくりと飲み込むか
●鼻をつまみ口を閉じて思い切り息を吐いてみて下さい
「耳抜き」と呼ばれる方法で鼓膜が正常の位置に戻り痛みはすぐにおさまります。
Winbalの熱気球体験は人間が快適に過ごせる範囲内で行っています。暑さや寒さの対策もそれぞれの季節に合わせてご準備いただければと思います。