
ダンス・ダンス・熱気球
更新日:2020年6月13日
風が強い時に熱気球を膨らませようとするとどうなるか。
ご覧ください。
こんな感じ。
右に左に振られて、全然いうことを聞いてくれません。
もちろん頑張れば、バーナーで熱気を入れて、飛ぶこともできますが。
地上でコントロールの利かない熱気球、
危険と隣り合わせ、
安全の保証はなく、全然楽しくないのです。
今日は
インフレーター(エンジンで回る強力扇風機)で
雨で濡れてしまった気球を乾かす為に膨らませました。
気球が濡れてしまうと、バルーンの表面や裏面に塗ってある気密塗料が落ちてしまいます。
また、濡れたまま保管すると湿気がカビの温床になってしまいます。
気球は濡れるのは厳禁、濡れたら乾かすのが鉄則です。
大きいから乾かすのもまた一苦労なのです。
乾かす方法として
一般的にはフライト直前の状態立てて
バーナーの熱気で水分を飛ばします。
この日は風が強かったので
送風機を使い、横倒しのまま乾燥を行いました。
気球がまるで生き物のように
右に左に振られます。
フライト前ならヤキモキしますが
今日は乾燥だけなので
ゴンドラが横倒しになろうが
ケーブルがねじれようが、お構いなし!
気球はみなさんが想像する以上に頑丈に出来てます。
ただし雨にはとっても弱いのです。